春夏秋冬 朝昼晩

緩やかに 時は去りゆき あなたはもう 遠い人となった

記憶だけが 姿を留めて もう  会えないなんてね。

視線を ツナグ 勇気すら 出なかったよ。

私を見てくれてるっていう 可能性だけで 十分だった

答えなんて、いらないの。 知りたくなんか、ないよ

 

一年間 私は あなたに 何ができたのだろうか

あなたは 私の 何を 知れたのでしょうか。

 

私の予想では 知れたことの範囲 

 

でも、時々思い返すの

あなたは スタスタと 長い足で 朝 行っちゃうから

私は 頑張って 追いかけるの 偶然装ってね

休み時間になると、自習室から トイレに2回は行った

あなたに会えるかもしれないから

見つけるだけで

 嬉しくて

 幸せだった

 

 

あなたの後ろで見た 朝の日に照らされた校舎は 輝いていて 綺麗な私でいたいから、せめて 髪の毛だけは サラサラな艶やかな 黒髪で いたかった

 

もうその必要は無いし、私、知ってるの。

こんなの 全部 私の世界だって事。

この世は ありもしない幻想だけで 涙が出る程美しく

事実とは 違うのに いっつも 感情が 姿を現わす

 

この想いは これまでです、大好きでも、それは、幻想。 何があなたか 知れなかった。 

 

もうこれ以上書くと 苦しくなるだけだから この気持ちを 薬にして おさめよ、う。